音楽早退未遂

 

 

文章を書くのが嫌いではない。

小学生の読書感想文は好きにやれなかったが。

 

 

音楽をやめたいと思った。

というか、

もう無理だろうと思っていた。

 

でも、やめるってなんだ。

 

隣にはギターが居る

必然的にギターを触る。

これでは音楽をやめたとは言えない。

それじゃあギターを棄ててしまえば良い。

でもそんな勇気僕にはない。

 

久しぶりのライブが決まった。

本音を言えばこわい。

人前に立つのがこわい。

自分の声が響くのがこわい。

 

でも、やると決めた。

 

音楽はやめれなかった。

 

仮にライブをしなくても、

僕は隣に居るギターを触るだろう。

 

仮にライブをしなくても、

僕はツイキャスでコミュニケーションをとるだろう。

 

音楽はやめれなかった。

 

僕はまだ僕にほんの少し期待している。

まだやれる。

だって、まだ生きてるんだもの。

 

精神は死んでても肉体は生きてる。

 

精神科に入院していても息は止まらない。

ギターを弾かなくなってもライブを観に行く。

 

産まれたこと。

後悔してる。

なんて言ったら親には申し訳無い。

 

死に損ないでごめんなさい。

 

僕はまだ生きてる。

まだ死なない。

 

何度も死に続けて本当に死んだとき、

満足のいく生き様であってほしい。

 

天才的な閃きなんてない。

才能なんてない。

 

それでもいいんだって。

普通でも、普通以下でもいいんだって。

死に損ないでもいいんだって。

 

誰も言ってくれないなら僕がうたうよ。

 

もう朝の4時。

今日も僕は眠れそうにない。

 

いつか、生きて会おうね。

それまでどうか死なないで。

 

明日のことなんてわからない。

地震がきて全部壊れるかもしれない。

 

それでも僕は音楽を続けるだろう。

 

話が逸れてしまった。

 

何が言いたいかって。

 

音楽早退未遂。

生きてる限り僕は音楽を続けるよ。

 

よいお年を。

 

 

 

 

 

逃避、気力

 

 

逃げてばかりだ。

嫌なこと、嫌いなもの。

やらなきゃならないこと。

 

自分が居なくなった世界のことを考えてみる。

きっと何も変わらない。

 

バラエティー番組をみても笑えなくなった。

漫才やコント、モノマネも面白くない。

 

感情が薄れていく。

 

頭の中がまとまらない。

 

死にたい。

死ぬ気力がない。

 

ごめんなさい。

 

 

六文字

 

 

あの日、僕は何をしていたんだろう。

薬を呑んで家を飛び出して。

素面では飛び降りる勇気もないくせに。

 

大切な人を傷付けた。

僕が傷付くのはいくらでも傷付いていい。

ただ、大切な人まで傷付けては駄目だ。

 

ごめんなさい。

なんて言葉にすればたったの六文字。

そこに乗せる意味は六文字で収まらない。

 

僕は生きている。

ここで確かに息をしてる。

 

 

大切な人を傷付けては後悔して。

表向きではへらへらして誤魔化したりして。

 

もうよくわかんないや。

 

纏まってない文章でごめん。

そろそろ最寄り駅に着くので今日はこの辺で。

 

またね。

 

 

 

居場所

 

 

僕が音楽をする理由。

なんだろう。

わからない。

 

誰かの為じゃない。

自分の為なのかな。

 

絶望をうたって自分を納得させたいだけかな。

死にたいをうたって自分を正当化したいだけかな。

 

大好きなライブバーがなくなった。

 

僕は苛ついた。

なんでもっと必死に守ってくれなかったの?

 

なんて。

偉そうなこと言える立場じゃないのに。

 

あの場所で出逢ったすべての人に救われた。

だから僕もあんな空間を創りたい。

 

僕が音楽をする理由。

 

誰かと誰かが知らぬ間に救われてる。

そんな無意識な美しさを求めてしまうのは、

我が儘でしょうか。

 

いつか僕があの人に救われたように。

誰かを救えるように。

空っぽな夜の居場所になれるように。

最善の選択が最悪の事情であっても、

次は僕があんな空間を創りたい。

 

これが今の音楽をする理由。

 

かな。

 

 

 

おやすみ

 

朝はあんなに眠たかったのに。

今は目が冴えている。

 

夜がこわい。

正しくは、必ず明ける夜がこわい。

 

明日になる。

 

僕は僕のまま。

 

自分で決めたことさえ

貫き通せなくなるのが辛い。

 

自分のことは自分でしか変えられない。

 

わかっている。

わかってはいるんだ。

 

ただ少し生きていくのに疲れた。

それだけ。

 

眠れないけど僕らは夜になれば言うんだ。

 

おやすみ。また明日。

19

 

 

3月が終わって4月になった。

誕生日が終わって19歳の成人になった。

 

大人ってなんだろう。

成人年齢は18歳に引き下げられて、

でもお酒と煙草は20歳からで。

 

世間に振り回されている。

 

「どうやったら大人になれますか?」

 

こんな問いに応えてくれる人はいるんだろうか。

 

僕はまだ子供なのか。

それとももう大人なのか。

まだ子供のままでいたい自分と、

はやく大人になってしまいたい自分。

 

相も変わらず希死念慮はつきまとう。

 

わからない。